レーザー手術

2月の初めにレーザー手術をしました。

レーザー手術って…?

花粉に敏感になった鼻の粘膜を炎上させて、新しい健康な粘膜を自力で再生させるというものです。

■ comotyのレーザー手術体験記

少し根性が必要です。

1. レーザー手術している病院を探す。

私は大阪の北野病院という大きなとこでやりました。受けるのは耳鼻科ですよ。

2. 診察→事前検査

まず、診察を受けます。先生は、「やっても100%の人に効果があるものではありません。」とひたすら強調してました。まあ、効果出なくても文句言うなよと言いたいんでしょう。
手術するのでそれなりの検査をするとかで、採血、検尿、心電図、胸のレントゲンをしました。胸のレントゲンなんて必要ないんとちゃうかと思ったけど。

3. 数日後、検査結果&診察

事前検査は問題なし。健康だそうです。良かった。ちなみにこの病院ではエイズ、肝炎なんかの検査もするようですが、大丈夫。肝臓も悪くないようです。これで安心して酒が飲めるぞ!

4. 数日後、手術

午後、手術。昼食は絶食。手術用の服に着替え帽子をかぶる(ビジネスホテルの浴衣&シャワーキャップみたいな格好)。すごく本気モードな手術室に連行される。もちろん外科手術もできるところだ。ベッドに寝かせられ、心電図、手のひらに点滴(何を点滴されてるのかはわからない)、両手首を固定され、顔は鼻のところだけ穴のあいたカバーをされてなにも見えなくなった。ちょっとコワイ、「ああ、レーザー手術なんてしなければよかった…」などと弱気になる。麻酔薬をしみこませたガーゼを左×3、右×3、ぐぐーっと詰め込まれ待つこと約10分、麻酔が効いてきたようだ。歯の治療した人ならわかると思うが、歯の麻酔注射をしてボワーんとしびれるような感じ。

そして、左からスタート。レーザー光線を感じる。というか結構痛い。先生が「痛かったら言ってくださいね。」、即効私は「痛いです。」、先生「んー痛いかぁ…」といいつつそのまま続ける。言うても関係ないやん!鼻のなかで焼肉がこげたにおいがする。あまりおいしそうではない。続いて右側、こっちは痛くなかった。左は麻酔の効きが甘かったのかもしれん。

手術そのものは15分ぐらいで終了。その後、会社にもどって普通に仕事しました。

5. 術後経過

数日間は、鼻水ずるずる、鼻づまりもあります。鼻をかむと粘膜のかさぶたがはがれたものが大量に出ます。鼻うがいして、鼻炎薬をのみました。1週間するとかなり落ち着いてきます。

6. 一週間後と二週間後、診察

先生が術後の様子を診察。その後、吸入をする。1ヶ月で完全に粘膜が戻ります。

■ 気になる費用は。

健康保険が適用されます。下記は自己負担額です。

事前診察+事前検査(検尿、血液検査、心電図、胸部レントゲン)…約5000円。
手術…約3500円。
薬…約700円。
その他診察…1000円。

トータルで10000円以内です。ただ、病院によって差があると思います。

■ 効果は・・・?

3月後半に入っていよいよ大阪でもスギ花粉シーズン本番。効果のほどはどうか?

やはり完璧というわけにはいかないようです。時々クシャミが何回も連続で出る時があります。しかし、朝起きた時の「モーニングアタック」は無いし、鼻炎薬はほぼ飲まなくでいけていますし、相当効果はあったと言えます。

完璧ではないということもあって、外出時はマスクをしますし、休日にウロウロするときは鼻炎薬を飲んだりもします。

例年、2ヶ月ほど鼻炎が続き、花粉がおさまる頃には、鼻はボロボロ、こじらせて副鼻腔炎になり、咳が1ヶ月も続くという悲惨な状態に陥るので、今年も油断せずに鼻のケアをしていきたいと思います。